みなさん、コーヒーは好きですか?僕は毎日昼食後にハンドドリップ&ハンドミルで1杯のコーヒーを楽しんでいて、それが一日の最も好きな時間と言っても過言ではありません。
そんなコーヒー大好きな僕ですが特に道具にこだわっているということはありません。その辺で売ってるコーヒーカップ、amazonで買ったミル、ダイソーで買ったフィルタ、適当なティファールのケトル、で淹れています。道具で味が変わるとは思っていないので。雰囲気はかなり違いますけどね。
今回はその道具たちの中でも愛用していたドリッパーに限界がきたので、少しだけいいドリッパーを購入してみました。それを以前まで使用していたプラスチック製ドリッパーと比較してみたので、その違いをレビューしていきたいと思います。この記事がこれからドリッパーを探す方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
プラスチック製ドリッパーの成れの果て
僕が以前から使用してたドリッパーはこちら。2018年に購入したHARIO製のプラスチックドリッパーです。
見るからに安っちいプラスチック製なのですが、これが軽いし落としても割れないし非常に優れもの。それになんと400円を切る価格なのもうれしいですよね〜。
そんな気に入っていたドリッパーが3年間の酷使の末、限界を迎えつつあります。その姿がこちら。
台座の部分が欠けているし、無数のヒビや亀裂が走っています。もうこの状態だといつ外部にコーヒーが漏れてもおかしくありません。結構重宝していたのですが、樹脂製は寿命が短いのですねぇ。
2代目ドリッパーは金属製(ステンレス)
そして僕がこの度買い替えたドリッパーがこちら。
同じHARIOのステンレス版です。価格は4/12時点で2000円程度。前のドリッパーから実に6倍の高価格帯の製品です。
決め手は前から使っていたドリッパーと同じ円錐形であるところ。フィルタをいっぱい買ってあるので、今さら別の形状のものは買えません。
あとは素材です。ドリッパーは大きく分けて①プラスチック製、②セラミック製、③金属製のものがあります。それぞれの特徴は以下のとおり。
- プラスチック製:安価、軽量、熱容量小&熱伝導率低いため、予熱なしで湯が冷めにくい。
- セラミック製:やや高価、重い、熱容量大&熱伝導率中、予熱有りのドリップに向く
- 金属製:やや高価、熱容量中、熱伝導率高い。予熱なしでも温度分布つきにくい
まあこんなところでしょうか。コーヒーにこだわる方は特にドリップ時の抽出温度を気にされるそうです。僕はそこまで気にしていません。確実にコントロールしたい方はドリッパーを予熱するらしいので、その場合であれば熱容量の大きいセラミック製がよいでしょう。一度温めると冷めにくいので、確実にお湯の温度を制御できます。
ぼくのようにこだわりの無い方はプラスチック製が無難です。圧倒的に熱容量が低く、かつ熱伝導率も低いので、めんどくさい予熱をしなくてもお湯はほとんど冷めません。予熱なしで淹れるならプラスチック製一択です。
じゃあなぜ金属製を選んだのか?それは上記のような熱的な理由ではなくて、金属製のほうがオシャレだし、割れたり欠けたりしないから、という単純な理由です。せっかくだから、長く使いたいじゃないですか?
実際に比較してみよう
というわけでamazonで注文した金属製ドリッパーが届いたので、さっそくプラスチック製と見比べていきましょう。
(追記)最も気になるのは底の穴がデカイこと。コーヒーが薄くなりそうで心配していたんですよね。初回に飲んだときはそこまで気にならなかったのですが、数週間使ってみてやはり味が薄いと思うようになりました。妻も同感のようです。僕のような貧乏性には小さい穴のドリッパーのほうがいいかもしれないですね。
結論:見た目はかっこいいけどデカすぎる
実物をご覧になっていかがでしょうか?僕は今まで使っていたプラスチック製に比べてさすがにデカすぎる、という印象です。もう少しサイズを抑えてくれるとうれしかったな。小さいほうが熱容量も小さくなりますし、カップに載せたときのバランスももう少しマシになるでしょう。
ぼくのように毎日1杯だけコーヒーを淹れる方にはデカすぎる気がしますが、複数人でコーヒーを楽しんでいらっしゃる方であれば、この大きさはちょうどいいと思います。なにより金属製というのはかっこいいのがGoodです。