皆さん、もし仕事をやめたらしたいことはありますか?僕はサラリーマンをやめた後はハイキングにチャレンジしてみたい、と思っていました。実際に退職してから1年強経ちますが、既に鈴鹿セブンマウンテンを全で登頂するなど、けっこうハマっています。
しかしながら、ここ2ヶ月ほどは夏休みなのもあって自分の時間を確保することができませんでした。ということで今回は7月以来のハイキングになります。カラダはめちゃくちゃ鈍っていることでしょう。
そのリハビリも兼ねて、今回は登山というほどの標高ではない「上臈岩」を目指すことにしました。めちゃくちゃ景色がいいと聞いて、ずっと行って見たかったんですよね。けれどもその甘い見通しを少し反省することになります。この記事がこれからハイキングに挑戦しようという方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
標高は500mでもアップダウンがきつい「上臈岩」
スタート地点は「愛知県民の森」です。ここに行くのは初めてですが、どうやらキャンプ場だったり、いろんなコースのハイキングを楽しむスタート地点になっているようですね。今回ぼくは上臈岩を目指しますが、すぐ近くには宇連山という山もあります。この山もけっこう人気みたいです。

今回のコースはこんな感じ。東尾根コースから上臈岩を目指し、適当に周辺を周回した後でシュートン沢コースで帰る計画です。上臈岩へのルートは他にも中尾根ルートなど複数ありますが、この東尾根から登るのが最も人気があるようでした。景色もよさそうなのも選定理由です。

実際に歩いた標高データがこちら。一気に500m付近まで登ってから、アップダウンを繰り返すのがわかります。そしてシュートン沢コースからの下山は一気に下るだけ。途中からけっこうな距離にわたって林道を歩きました。おそらく最もラクに帰れるルートだと思います。このルートで帰ってほんとによかったな、と今になって思うばかり。
景色のよい東尾根コースを楽しむもアップダウンが足にくる
ここからは実際の写真で様子を紹介していきましょう。撮影機材は以下のとおり(動画はiPhone 15Pro)。







































カロリー不足か両足が攣るトラブルに見舞われる
実は、この”中の上臈”でのランチ前あたりからカラダに異変を感じていました。右足がつるようになってきたんですよね。今までの登山経験でも攣った経験はありません。それゆえに少し不安に思っていました。
まあ休憩すれば治るかな、と思っていたらそれでも治らず。休憩後に右足を庇って左足主体で歩いていたら、すぐに左足も攣るようになってしまいました。まだ上臈岩付近にいてぜんぜん下山していないのに両足が攣ってる。けっこう恐怖感にかられる体験です。
この日は平日で人も少なく、すれ違ったのはおじさん2人連れのみでした。足が痛くて、そのおじさんたちにも追い越される始末。「このままでは帰れないか…」と思って少し休んでいたとき、ふとブルボンのチョコを食べたらその味にびっくり!今まで食べたことがないくらい美味しく感じました。食べたのはこれです。
おそらくカラダが糖質を求めていたものと思われます。半分くらい一気食いしてしばらく経つと、筋肉痛はあるものの足が動くようになってきたのです。これはほんとに感動する体験でした。それとともに、もっとカロリーを摂りながら登らねばならない、ということを痛感する次第です。登山直前にエナジージェルを飲んだだけでして、きっとそれがカロリー不足だったんでしょう。





これにて下山完了。少し不安を感じながらも無事に帰ってこれたことに感謝する限り。
結論:上臈岩の景色は最高、アップダウンはけっこうきつい
ということで2ヶ月ぶりのハイキングは少しカラダにトラブルもあり、思う所があるものになりました。久しぶりだったのも、きっと要因になってるのでしょうね。普段からの運動が大切だな、と感じさせられます。
けれども上臈岩からの景色は今までの登山で山頂から見たものとはまた違う感動がありました。断崖絶壁というのは少しの恐怖感もありつつ、ワクワク感がすごいですね。このコースは初心者でも十分に準備すれば問題なく行けるコースに思いました。ぜひチャレンジしてみてくださいね。