STAX SRM-300+SR-404の繊細な音が素晴らしすぎて語りたい

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過去にヘッドホンオーディオにこだわってた時期がありました。今やまったくこだわりはないのですが。その時の名残で、STAXというメーカーのヘッドホンを使い続けてます。無印良品の家に全く似合わない無骨な格好をしておりますが、その繊細な音をとても気に入ってます。STAXを検討されている方の参考になればと思い、記事にします。

コンデンサヘッドホンは衝撃的に繊細な音

ヘッドホンには駆動方式により、大きく2分されます。一般的なものはダイナミック型と呼ばれるもの。ダイヤフラムを磁場によって振動させて音を出すタイプです。市場の99.9%以上がこの形式だと思います。

一方でSTAX社のヘッドホンはコンデンサ型。2枚の固定電極板に信号電圧をかけると、間に挟まれた薄膜が振動して音を出す仕組みです。2枚の固定電極がコンデンサそのものなので、コンデンサ型というのでしょうかね。

https://stax.co.jp/support/about_products/ より引用。これがコンデンサヘッドホンの原理です。

この薄膜が原理上とても薄くできるのがコンデンサ型の強み。繊細な音を出すためには膜の質量の影響を少なくしなくてはなりません。質量が大きいと慣性が効いてしまって、入力信号に対して出力する音が影響してしまうのです。

一般的なダイナミック型のダイヤフラムが厚さ約10μmオーダーのものに対して、STAX社のコンデンサ型だと1μm程度の約1/10の厚さになっているそうです。これが繊細な音を表現できる理由です。

コンデンサ型ヘッドホンには専用のアンプが必要

コンデンサ型ヘッドホンは極板間に高めの電圧をかけます。そのために専用のアンプが必要になるので注意が必要です。巷で「ヘッドホンアンプ」という、若干オカルトめいた物が売られてたりしますが、それとは違って本当に必要なものです。無いと音が鳴りません。

うちでは SRM-300 というスタンド一体型アンプを使ってます。スピーカーはSR-404

きらびやかで繊細な音に圧倒される

講釈はこれくらいにして、実際どんな音なのか?というと、文句なしにすごいのです。高音はどこまでもクリア。細かい音が歪なく、肩の力が抜けた感じにすーっと出てくるのです。不思議な感覚。低音ももちろんしっかり出ます。お腹にがっつり響く低音って感じではなく、低音も良い意味で力が抜けた感じの鳴り方です。

アリアナちゃんがその場で歌っているような感じすらする。

欠点もたくさんあるので注意

音はとても素晴らしいのですが、それ以外は欠点だらけなのも事実です。

まずは前述のとおりヘッドホンアンプが必要なこと。仕方ないとは言え、場所をとりますし高価です。

そしてデザイン。妻には虫カゴと呼ばれてます。お世辞にもかっこいいとは言えないルックス。

虫かごと揶揄されるスピーカー本体。音はあんなに美しいのに。

さらに音漏れ。開放型ヘッドホンなので仕方ないのですが、音漏れがすごいです。普通にpcのスピーカー?と思うくらい音がもれます。

1番は高価なこと。うちのセットで10万円強しました。今はエントリーモデルで6万円くらい。上は40万クラスまであります。正直、エントリーモデルで十分です。

結論 欠点を上回る音の良さがある

こんなにも欠点はある。それでもぼくはこのヘッドホンを10年以上愛用しています。10年経った今でも新しい発見をさせてくれる、素晴らしいヘッドホンです。

ヘッドホン沼にはまってしまった方。STAXはひとつのゴールだと思います。これにて打ち止め!という気持ちで、最後の1台にとてもおすすめですよ。

ぼくはこいつを最後にヘッドホンを10年購入していません
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