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リニア体験乗車でJR東海様の神対応に助けられた話

ライフログ
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皆さん、高速鉄道を使うことはありますか?僕はサラリーマン時代はそこそこ新幹線に乗っていましたが、ここ最近はまったくといいほど使っていません。けれども男の子たるもの、速度の速い乗り物には常に憧れがありますよね。それは僕の子どもも同じようです。

うちの子は新幹線含めた鉄道が大好きで、YouTuberの影響もあって相当に詳しい知識を備えています。それもあってよく近所のJRや私鉄を乗りには行くのですが、それでは飽き足らず「リニア体験に応募したい」とのことを言い出しました。それで応募したのがこれ。

これはJR東海が主催しているリニアの体験乗車会で、時々開催しているみたいです。とは言え、抽選なので外れるだろう、と思っていたらなんと当選!これにて家族で山梨県都留市にあるリニアの試験走行施設に行くことになりました。

テレ朝ニュースより引用

上図のように当日の様子はテレビでも放送されていた模様です。なお我が家は映り込んでいません(笑)。なんと抽選倍率は60倍にも達していたようで、かなりの幸運だったことが伺い知れます。

そして今回は僕のトラブルにより、この幸運を投げ捨てねばならないような危機がありました。それを(JR東海さまのおかげで)奇跡的に回避できたので、その御礼の気持ちを込めてブログ記事にしようと思います。この記事が今後リニア試乗体験に応募される方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

波乱万丈だったリニア試乗体験

ということでここからは写真を中心にお伝えしていきましょう。

NEOPASA駿河湾沼津SAでのランチ。気前よく高級な海鮮丼

当日は新東名高速道路を使いながら意気揚々と移動していました。ある程度時間に余裕をもっていたので、サービスエリアでのんびりもしつつです。それが御殿場に入るあたりから暗雲が垂れ込めてきます。

高速道路を移動中に異変に気が付きました。電光掲示板に「須走から冬用タイヤ規制」との文字が見えたのです。”これはひょっとしたらヤバいかもしれない”と思いながらも、すぐさま判断することができず、その須走インター前まで移動しました。

当日の高速道路ルート。異変を感じながら須走まで行ってしまう

どうやら前日に大雪が降ったらしく、須走〜都留市の間で結構な積雪になっていたようです。完全に僕の判断ミスでした。前日までには「冬用タイヤは必要か?」と思って調べていたにもかかわらずです。その時はネットの書き込みで3月中旬までかなぁ、みたいなのを見て不要と判断してしまってました。そんな書き込みより前日の天気の方が重要ですよね…。大反省です。

須走まで到達したものの高速道路が使えずに立ち往生し、テンパって下道で行こうと方針変更しました。しかし下道は3倍近く時間がかかるようで、そこで既に集合時間に間に合わないと判明。さらに追い打ちをかけるように、その下道も途中から積雪が激しくなり、「冬用タイヤ規制」の文字が出てきました。ここで万事休す。いったん路肩にクルマを停めて家族と相談し、残念だけど断念しよう、と引き返すことにしました。

そして再び須走インターまで戻ってくるのですが、どうしても諦めきれません。リニア試乗体験はそれこそ貴重な機会だし、さらには予約していたホテル代もドブに捨てることになります。藁にもすがる気持ちで須走の道の駅に寄って、タイヤチェーンが売ってないかを調べにいきました(売ってるわけないw)

そこでレジのお姉さんに最も近いカーショップを教えていただき、10kmほど逆走して御殿場のカーショップに突撃。2.3万ほどでタイヤチェーンを購入しました。

人生初のチェーン装着、めちゃくちゃ急いでたのに30minくらいかかった

出費としては痛いですが、なんとかこれでホテル代はムダにせず済みそうで、少し元気が出てきました。けれども、このチェーンを手に入れた時点で、どう考えてもリニア試乗体験の集合時間には遅刻です。

そして最も幸運だったことが起こります。このチェーンをお店で選んでいる間に妻がJR東海と連絡をとってくれて、「確約はできないがなんとか最終コースにねじ込めるかもしれない、到着したら連絡してください」との返事をもらいました。この時ばかりはもの凄く幸運をゲットした気分でいっぱいでした。まあ確約はしてもらってないのですが、見込みがなければこのような期待をもたせる発言はしないでしょうからね。

なんとか人生初チェーンに苦戦しながらも、最終便に間に合う時間で到着することができました。そしてJR東海さんからも乗せてくれる旨の回答を得ることに。本当にJR東海さんには感謝しかありません。そのためだけにこの記事を書きました(笑)

肝心のリニア体験はすばらしいものでした

入場したらスタッフさんが写真をとってくれました
エンジニアの方が丁寧にリニアの原理を教えてくれます
時間になると搭乗ゲートに案内されます。本物っぽい電光掲示板(日本語表記もありました)
鉄オタが入ってる息子は電光掲示板も撮ってた
搭乗ゲートから乗り込みます!
想像以上に新幹線っぽい車内。ただしシートの部品はカーボン製。スタッフさんいわく本物のカーボン
試乗体験はテストコースを2往復ほど。実際に500km/hを体感しました。すごいよこれ

リニアの乗り心地はほんとに凄かった!驚くほどに普通です。新幹線と大差ない乗り心地を実現しています。特徴的なのは浮上走行に切り替わる瞬間ですかね。150km/hから浮上し始めるのですが、その瞬間は飛行機の離陸のような感覚に包まれます。

体験後は試乗した車両を外から見ることができます。L0系、めちゃくちゃかっこいいです

この体験の後は山梨を少し観光して帰りました

パンが好きな妻の寄り道、安くて美味しかった
河口湖。富士山を見たかったのですが、まったく見えず(笑)
山頂からの景色は最高。なお観光客は99%が外国人、まるで異国でした。というか異国です

結論:ありがとうJR東海さん、リニア営業運転が待ち切れない

今回の体験はここ数年で最も濃いものとなりました。なにせ絶望するような状況に陥り、一度は諦めたことが、その数時間後に幸運で全てを手にすることができたのですから。こんな経験をすることはもう二度とないかもしれません。

それも全てはJR東海さんの神対応があったからこそです。無理難題をお願いしたにもかかわらず、優しく受け入れていただいて、感謝してもしきれません。

当然リニア体験はすばらしいもので、営業運転が待ち切れなくなりました。今のスケジュールは2034〜2037年ごろを目標にしているみたいですね。まだまだ先ですが、その時に元気でいられるよう、健康には気をつけていきたいと思います。

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