航続距離1000kmを謳うNIO ET5のバッテリー冷却とヒートポンプ搭載有無を調べてみた【EV】

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みなさん、電気自動車には興味ありますか?最近はどこもかしこも電気自動車でちょっとうんざりしますよね〜。でも仕方ありません、時代の流れには抗えないものです。

以前に韓国HyundaiのIONIQ5が気合の入った仕様で驚いたという記事を書いたのですが。その記事をリリースしたところで今度は中国勢のウワサを耳にしました。NIOというメーカーのET5という車両です。

NIOウェブサイトより引用。EVらしいスタイリング

当サイトでのEV分析において重要視しているのはたった2点のみ。①ヒートポンプを搭載しているか?と②バッテリーは水冷か? です。①は冬季の航続距離に直結しますし、②はバッテリー劣化に影響します。詳しいことは以下の記事をご覧ください。とりあえず僕が一番重要視しているポイントだということです。

というわけで今回も新しく登場したNIO ET5について、ヒートポンプの搭載有無とバッテリー冷却方式を分析したいと思います。

その前にNIO ET5ってどんなクルマ?

みなさんはNIOというメーカーをご存知でしょうか?漢字表記では「上海蔚来汽車」と書きます。読み方はわかりませんw その名のとおり上海に本拠地を置くEV専業メーカーです。よく耳にする上海汽車とは別物ですのでご注意ください。BYDとともに中国で最も有力な電気自動車メーカーのひとつです。

そのNIOの最新型車両がET5。最近流行りのSUVスタイルではなく、プリウスのようなハッチバックモデルです。けっこうかっこいいですよね〜。ぼくは好きです。

特筆すべきスペックは最大出力480馬力700Nmのパワーですかね。公道で誰と競走するつもりなのかわかりませんが、すごいパワーですねぇ。ぼくは興味ありません。

そして電池容量は75kWh、100kWh、150kWhのモデルが用意され、150kWhモデルなら航続距離1000kmを公称で謳っているらしいです。プリウスのガソリン満タンと同じくらいですよ。ほんとなら凄い。まあ中国の走行モードCLTCサイクルでの航続距離なので、WLTCモードと比較することはできませんが・・・・。

さらには電池交換式というではありませんか!150kWhで電池交換って想像できません。めっちゃデカイはずです。それをおそらく数分できるようにしていると思われます。中国勢、すごいね・・・。

内装は最近のEVにありがちなメーターもディスプレイでナビもタブレットみたいなのが鎮座しております。僕はあまり好きではありません。

どうせできることなんてあまり無いんだから、こういうアナログメーターでいいんですよ。もし色々なことをやりたいのならスマホから指示送れるようにすればいいでしょ。まあこんなのを好む人はマイノリティだと思うので、どのメーカーにも支持されないでしょうが。

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こういうのでいいんだよ

①ヒートポンプは搭載されているのか?

というわけで本題。NIO ET5にヒートポンプが搭載されているかどうかですが、残念ながら明確に存在有無を謳う記述は見当たりませんでした。推察になってしまいますが、おそらく搭載されていないと思われます

というのも理由は2つあります。1つ目はヒートポンプシステムはそれなりにコストがかかるため、車両メーカーがアピールしない理由がないこと。せっかく金をかけて冬場の航続距離を伸ばしたのに、宣伝しないはずがありません。

2つ目は巨大電池を搭載した上で電池交換式としていることです。電池交換式であるため、充電で30分以上待つ必要もありません。ヒートポンプを積まずに多少航続距離が短くなったところで、エネルギー補給は充電式よりは敷居が低いでしょう。そもそも電池交換ステーションがなければ死亡ですが。

それに150kWhという暴力的な電池容量によって、たとえ冬場に航続距離が半分になろうとも十分に走れるという判断をしてるのかもしれません。

②バッテリー冷却方式は水冷か?

これについても残念ながら情報はありません。しかしながら、この電池交換式を採用したというところからして、水冷方式の可能性は非常に低いでしょう。

バッテリーを交換するのが前提ですから、ひとつのバッテリーを大切に使い続けるわけではありませんし、最も冷却性能を要求される急速充電がNIO ET5には必要ありません。バッテリー交換所で交換された空きバッテリーはゆっくりと充電すればいいだけですからね。ゆっくり充電すればバッテリーの発熱は微小です。

それに水冷方式を採用してしまうと短時間でバッテリー交換することは不可能でしょう。バッテリーパックの近傍を冷却しようと思えば冷却水ホースをつなぎ替えないといけませんし、万が一冷却器の上にバッテリーを置くだけのスタイルだとしても冷却器の密着性を確保できず恐らく冷えません。

ポジティブな言い方をすれば電池交換式は無冷却と相性がいいということです。コストも劇的に安くなりますし。

結論:NIO ET5にはおそらくヒートポンプも水冷バッテリー冷却もない

情報が開示されていないので確信をもっているわけではありませんが、NIO ET5はそのバッテリー交換式という特殊な特徴ゆえヒートポンプも水冷バッテリー冷却も必要としていないと思います。日本に展開してくることは暫くなさそうですが、こういうパワーのあるメーカーが日本にもあるといいのにとは思います。

テスラが出てきた米国や、NIOやBYDが台頭する中国の元気さが際立ってますよね。EVは作るのがカンタンと言われますが実際はそうではありません。あのダイソンも自動車を甘く見すぎて撤退しました。日本でも結局EVを本気でやってるのは既存の自動車メーカーのみです。

これから日本勢の逆襲が始まると思いますが、それが楽しみでなりません。新興メーカーへの日本車の対抗手段はもちろん”品質”と”信頼性”です。

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この記事を書いた人
ギトギトさん

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