みなさん、コーヒーは好きですか?僕は知立市のコーヒー屋さんで購入したこだわりの豆(ちょっと高級)で毎日楽しんでます。そのコーヒー屋さんの記事はこちら。
今はほどほどにコーヒーを楽しめていますが、一時期はコーヒーの飲みすぎに悩んでいました。いわゆるカフェイン依存症ってやつ。カフェインを摂取しないとイライラしたり、落ち着かなかったり、挙句の果てには頭痛までする人もいる、そんな症状です。
僕の場合は会社に出社したら、まず売店で缶コーヒーを買って、昼食後にも買って、休憩中にも買って・・・と一日で3本〜5本くらい飲んでましたね。飲みすぎです。

なんとかしないといけないなぁ・・・
と思って、在宅勤務開始とともに対策を打ち、今のところ1日1杯に収まるくらいに依存症を脱却できました。今回はみなさんと僕が実践した方法について共有したいと思います。
「過剰行動」を減らすには障壁を高くする
カフェイン摂りすぎ克服のために、この本で紹介されていた手法を取り入れました。おっさんは活字が苦手なので「マンガでわかる」シリーズですw
この本では依存症のようなやり過ぎてしまう行動を「過剰行動」と呼んでいます。この過剰行動を抑えるための手段はいくつかあり、僕はその中の「過剰行動」に至るまでに障壁を設ける手段をとりました。
しかし、ただ障壁を設けるだけでは面白くないので、ちょっとした趣味性もプラスして楽しくできるように工夫してるのがポイントです。具体的な行動は以下の2つ。
①コーヒーを手動ミルとハンドドリップでいれる
まずはコーヒーを飲むという行為を面倒くさいものにしてしまいます。一番面倒くさいコーヒーの飲み方は「手動ミルで豆から挽いてハンドドリップ」です。これ以上に原始的なコーヒーのいれかたはありません。

この方法はただ面倒くさいだけじゃなくて、格段にコーヒーが美味しくなるというメリットもあります。コーヒーについて色々調べたり、どんな豆を買おうか?という楽しみも増えるんです。これ重要。

ちなみに僕が愛用している手動ミルはこちら。ポイントは木製の部品がないこと。オシャレな手動ミルは木製のものが多いのですが、木だと食洗機に突っ込むのが憚られます。プラスチックケースの手動ミルは食洗機に突っ込めるので掃除が楽でいいですよ。
ドリッパーはこれ。めちゃくちゃ安い樹脂製。高級品は陶器製ですが、樹脂製のほうがお湯が冷めなくて美味しいコーヒーがいれられるはずです。100均のものでもいいと思います。フィルターはこだわりなし。
あとはコーヒーのいれかたの管理をするためスケールを準備するとなお良いです。この動画を参考に、200mlのコーヒーをいれるのに豆10g、ドリップをお湯 40g(1分蒸らし)、40g、120g の3回に分けて行っています。これで味が安定しました。
②高級な豆を用意して1杯を大切にする
1杯の単価を上げればケチな僕のような人間にはけっこうな障壁になりますw 僕は普段ちょっと高級な豆を購入しています。あづまや珈琲店の自家焙煎豆です。だいたい100g 550円〜700円くらい。知立への地域貢献の意味も兼ねて、買い続けてます。通販でも売ってるみたい。

仮に100g 600円だとすると1杯60円です。NESCAFEのカプセルのやつよりも高価ですね、あれ50円くらいだし。その上、入れるのが面倒くさい。
ただ味はほんとうに一級品。香りが全然ちがうんですよね。それに豆の種類もたくさん用意されていて、それぞれ異なる特徴を備えてます。珈琲研究が捗るわけです。
結論:手動ミルと高級豆で1日1杯までに抑えられた
僕にとって上記の手段はカフェイン依存症克服に効果絶大でした。豆から挽いてスケールを使ってきっちり入れるのは最高に面倒くさいですし、豆は高級品で飲むと金がなくなります。無理なく1日1杯に抑えられるようになりました。特に強い意志をもってがんばったという認識はありません。
何よりも1杯のコーヒーを深く楽しめるようになったことがうれしいです。いい豆をいい方法でハンドドリップで入れるとこんなにも美味しいとは思いませんでした。依存症だと漫然とコーヒーを飲んでいましたから、楽しいもクソもありません。
1杯のコーヒーと向き合い、真剣に楽しむ。それが一番の収穫でした。