うちでは無印良品の家に引っ越してきた当初からスノコベッドを愛用しております。最初はベッドを買うまでのその場しのぎのつもりでした。それが今や大のお気に入り。スノコベッドの素晴らしさをぜひ多くの方と共有したいのです。というわけで勝手に語ります。
無印良品の家のコンセプトと相反する家具たち
無印良品の家のコンセプトのひとつに「永く使える、変えられる」というのがあります。家族の状況に応じて、柔軟に間仕切りで間取りを変えられるのを売りにしているのです。
無印良品の家HPより引用。何十年も柔軟に使えるなんて素敵じゃないですか。
うちには小さい子どもがいて、目まぐるしく日々成長しています。そんな変化の多い家族にぴったりなコンセプトだと思いました。自分の将来なんて、どうなってるかわからないですしね。柔軟で冗長性があることはとても重要。(柔軟性だとアパートが最強ですけど)
一方で、間取りを変えるためには色々家具を動かさねばなりません。ベッドやソファなど、個人で動かすデカさではないです。その辺がホームページの紹介を見て、違和感を覚えていました。特にデカいベッド。
ベッドが必要な意味を考えてみる
ベッドって何のためにあるか考えたことありますか?

快適に寝るために決まってんじゃん
と言われるかもしれません。確かにそうなんだけど、本当の意味は「快適」という曖昧な目的ではないはずです。それなら、敷布団でも寝袋でもけっこう快適ですし。もっと、住宅のための明確な目的があるはず。
ぼくが考えついたベッドの真の目的は「床をカビさせない」。床と敷布団(マットレス)の間に空間を設けて、通気性を確保する。それこそが最も重要な意味だと思うのです。(※勝手な持論です、不快に思われた方すみません)
実際に、フローリングの上に布団を敷きっぱなしにすると、水分がたまります。最悪、カビるそうです。
yahoo不動産より引用。3か月フローリング上に布団を敷きっぱなしでこのカビ。
床と敷布団の間に空間を作れて軽いモノ
というわけで、床と敷布団の間に空間を作れて、間取り変更が簡単なモノ、を探して行き着いたのがコレ。
楽天市場より引用。若干怪しい感じの広告。モノはよかった。
冒頭のスノコベッドでございます。タダのスノコです。ヒノキ製で、なかなか手触りは高級感あります。まあ、タダのスノコなんですが。めいじ屋という会社のすのこベッドでして、シングルとダブル1つずつ買いました。
ワンタッチで立てられる、とありますが、この機能は一回も使ったことないです。これは正直立てにくい。この機能には期待しないほうがよいと思います。うちは布団を干すときは敷き布団ごとベランダに持っていきます。そっちのほうが楽です。
このスノコベッドの素晴らしいポイント
本当にただのスノコです。ただのスノコなんですけど、ベッドを買わずによかったと思えるポイントがいくつかあるんですよ。
圧倒的な低コスト
一番はこれ。なんせダブルとシングルを合わせて34000円で済みます(2020年5月時点)。ダブルとシングルのベッドを買うと10万円弱くらいはかかるものじゃないでしょうか?
めちゃくちゃ軽くて移動もラクラク
このスノコ、10kgちょっとしかありません。ダブル仕様もシングル仕様がふたつ並んでるだけなので、同じ重さ。女性でも運べる重さです。間取り変更も楽勝。
ベッド下の掃除がしやすい
うちでは布団を干してるときにベッド下の掃除もしてしまいます。このスノコ、真ん中で折れてくれるので、片手で半分持ち上げられます。持ち上げたところを掃除機でスイスイ掃除できるんです。ベッドだと、下に収納を設けたりするので、そう簡単にはいきません。
ヒノキの質感が木の家とよくマッチする
楽天の商品紹介を見ても、かなりの素材押し。木の質感には自信があるんでしょうか?木の削り節が同梱されてたほどです。確かにいい香りがするし、質感も申し分ないです。木の家の柱とよくマッチしてます。ただのスノコのくせに、けっこうおしゃれに見えますよ?

無印良品の木の家に実際にスノコベッド入れてみた
上でちょっとフライングして写真紹介してますが、ここから実際のうちの寝室をご紹介します。


いかがでしたでしょうか?こう書いてみると、やっぱり一番のメリットはコストなのかもしれないですね。うちの寝室、敷き布団とか何やら合わせて6万円くらいしかかかってないです。それでもめっちゃ快適。もちろん、フローリングのカビは皆無です。
もし共感してくれる方がいたら、検討してみてくださいね。